翻訳と辞書 |
Windows CardSpace : ウィキペディア日本語版 | Windows CardSpace Windows CardSpace は、アイデンティティメタシステムに対するマイクロソフトのクライアントソフトウェアである。マイクロソフト内のコード名は InfoCard。CardSpace は、アイデンティティセレクタと呼ばれるアイデンティティ・クライアントソフトウェアの一種である。CardSpaceはユーザーのデジタルアイデンティティへの参照を格納しており、それをユーザーに対して視覚的なインフォメーションカードとして提示する。CardSpaceは、アプリケーションやWebサイトが受け入れる各種アイデンティティを簡単に利用できる一貫したユーザインタフェース (UI) を提供する。 == 概要 == インフォメーションカードに対応したアプリケーションやWebサイトが、そのユーザーに関する情報を得たいとき、そのアプリケーションやWebサイトはユーザーに一連の情報提供を要求をする。すると、CardSpace UI が起動してCardSpaceサービスに画面が切り替わり、格納してある複数のアイデンティティを視覚的インフォメーションカードとして表示する。ユーザーが使用するインフォメーションカードを選択すると、CardSpaceソフトウェアはそのアイデンティティ発行者に接続し、デジタル署名されたXMLトークンを取得する。このトークンに元々要求されていた情報が含まれている。CardSpaceではまた、ユーザーが個人的な(自分で発行した)インフォメーションカードを作成でき、これには14フィールドからなる電話帳レベルのアイデンティティ情報が格納できる(これは例えば、フルネーム、住所などといったラベル付けされ分類された情報。ただし、その多くはオプション)。トランザクションによっては「管理された」インフォメーションカードを要求される。これはサードパーティの「アイデンティティプロバイダ」が発行するもので、銀行、雇用主、政府機関といった者のためにアイデンティティ情報を構成したものである。 Windows CardSpace は、WS-Security、WS-Trust、WS-MetadataExchange、WS-SecurityPolicy などのXMLベースのオープンなプロトコル群で構成されるWebサービスプロトコルスタック上に構築されている。すなわち、WS- * プロトコルをサポートしているテクノロジやプラットフォームなら、CardSpaceに統合可能である。あるWebサイトがインフォメーションカードに対応する場合、そのサイトがユーザーに対して要求するアイデンティティ情報をHTMLの
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|